2012年04月11日

ホウレンソウ(報告・連絡・相談)

新社会人が入社して一週間が過ぎましたね。
会社の雰囲気にも少し慣れてきたころではないでしょうか!?

仕事を進めるうえで大切なことがあります。
それは、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)です。
3つを欠かすと、大きなトラブルにつながりますので、
ビジネスの基本として以下の事柄を実践してみましょう! 
    
①報 告 の 仕 方
◆早目に報告しましょう
帰社後、あるいは状況が発展したらすみやかに報告しましょう。
上司の業務を妨げないよう「今よろしいでしょうか」と尋ねてから
報告しましょう。
◆結論優先で事実を述べましょう
ビジネス会話の基本となる結論から述べましょう。そのうえで、
そこに至った経緯について事実だけを話しましょう。
◆必要なら資料を添えましょう
複雑な内容や細かい数字が大切な場合は、出来るだけ資料を
添えましょう。ただし、資料を作成することで報告が遅くなるようなら、
口頭で説明しながらメモやホワイトボードに板書して報告しましょう。
◆自分の意見は最後に
事実を報告し終えたら、初めて自分の意見を述べます。私見を途中
で挟むと、相手は情報の解釈をゆがめがちになるからです。 

②連 絡 の 仕 方
◆細かいことも連絡を
「連絡するほどのことでもない」と勝手に判断するのは危険です。
特に新人のうちは経験不足のため、それがどう発展していくのか
予想できません。細かいことでも確実に上司に伝えましょう。
◆電話で連絡する場合
上司が外出している場合、電話でもOKです。ただし重要な内容
には電話は適しませんので、やむを得ない場合は要点だけを電
話で伝え、帰社後に再度報告しましょう。
◆メールやFAXを活用しましょう
メールやFAXは、文字情報が残るので連絡手段としては優秀です。
ただし、どちらも他人に見られる危険性があるため、機密性の高い
内容はNGです。またすぐには見てもらえるとも限らないので、慎重
に選びましょう。
社内での情報交換や情報共有は、朝礼・グループミーティングを活用
して積極的に行いましょう。
◆メモをとるクセをつけましょう
1、伝えた内容を文字情報で残しましょう。2、内容に私見がまぎれ込む
のを防ぎましょう。3、情報の伝達漏れや連絡ミスを防ぐ、という3つの観
点から、メモは必須です。

③相 談 の 仕 方
◆すみやかに相談しましょう
ミスやトラブルが生じたら、間をおかずすぐに相談しましょう。「叱られる」
と躊躇していては、事態が悪化することになります。
◆相手の都合を考えて
めんどうな内容なら、それなりの時間が必要です。あくまでも「早急」
が原則ですが、急ぎでなければ上司の都合に合わせて相談しましょう。
◆自分なりの対策を
「困った」と訴えるだけでは無責任です。自分なりの対策を用意し「こう
するのはどうでしょうか」と話すことが大切です。上司はそれを含めて善
後策を練るのです。
◆「なんでもかんでも」はNG
あまりに細かいことや私事まで相談するのは厳禁です。業務関連におい
て自分で判断できないものに限り相談しましょう。


社会保険労務士法人 浜松労務管理事務所⇒


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