浜松労務管理事務所

日本の会社のいいところの一つに、
『仕事能力ではなく個人的な事情に対する手当の支給があること』が
挙げられると思います。
家族手当や住宅手当、子女教育手当などなど。
（仕事と全く関係がないかというと、微妙な部分は
あるかもしれませんが・・・）

正社員に限る、という場合がほとんどとはいえ、労働の対価として以外に
これら手当がついてくるのは大企業ばかりではなく、日本の会社経営は
『扶養家族や家賃などの生活実態に応じて手当てをつけるから、安心して
一生懸命会社のために働いてね』といった姿勢が垣間見られ、いかにも
日本的な労働条件だなあ、と思われます。

しかし、近年は共働きが当たり前になり、こういった手当の
見直しを行う企業も珍しくありません。
時代の変化に応じての対応であっても、今まで支給されてきた
手当てが急になくなってしまうのは『労働条件の不利益変更』に
当たりますから、慎重な対応が求められます。

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