浜松労務管理事務所

東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます
　一日も早い復興をお祈りいたします。

先日、労働研修会に参加してきました。これは社労士会の必須
研修だったので強制参加と思っています。

その研修会の中で講師の弁護士先生が色々と話して下さいました。
聞いて行くほどに今は非常に企業側に厳しい判決が下る可能性が
多いことを実感させられました。

今は厚生年金受給年齢も68歳受給あるいは70歳受給の変更しよう
とする動きが見え隠れします。

年金受給年齢が上がる事によって労働者も受給年齢まで働く事を
考えます。

社員が働いてくれるそれに見合った給与を支払えればよいのですが
中には残業時間をごまかしている企業があることも事実です。

確かに企業側も苦しい資金繰りである事も事実です。
しかしだからと言って、ごまかしていいとは言えません。

未払い残業代については2年の消滅時効があります。そして悪意が
あったと認められると3年さかのぼって支払え、そして賦課金もつく
事があります。そうなると倍の金額を支払わなくてはいけなくなります。

そして今また、この消滅時効年を3年、5年するような動きもあるようです。
企業にとってはますます厳しくなるかもしれませんが、社員の健康管理
も大切なことです。

企業・社員がウィンウィンなことが一番いい事ですね。

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