浜松労務管理事務所

厚生労働省は職場における熱中症予防対策の推進を図るため、「ＳＴＯＰ！熱中症　クールワークキャンペーン」を平成３１年４月から９月まで行います。
同省によると、昨年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況（速報値）によると、死傷者は１，１２８人、死亡者は２９人となっており、平成２９年と比較して、死傷者数、死亡者数ともに２倍を上回る結果となりました。
死亡災害の発生状況を見ると、ＷＢＧＴ値（暑さ指数）計を事業場で準備していないために、作業環境の把握や作業計画の変更ができていない例や、熱中症になった労働者の発見や救急搬送が遅れた例、事業場における健康管理を適切に実施していない例などが見られました。
このようなことから、熱中症の予防対策の徹底を図ることが必要とされています。
平成３１年は、これまでの取組に加え、新たにＷＢＧＴ基準値に応じた休憩時間の目安や、緊急時の早めの搬送について重点的に情報発信することとなります。
早めの準備と対策が必要です。

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